ひさしぶりのブログですが、お元気してましたか?
桜がちょうどみごろの花見の季節がやってきました。
ウエノデンタルクリニックも桜バージョンになっています。
ぜひ、見に来てください。
ブログが更新されていなかった理由ですが・・・
ここ最近ブログをまったく更新できていなかったのですが、
先日JIADSという歯医者さん達が集まる勉強会の大阪支部のJSCOにて発表のため、ここ数ヶ月間は毎日診療後から夜遅くまで英語の文献を読み倒していました。明るくなっている日もありました…
同業者の前での発表であり、特に勉強熱心な先生や歯科の世界で著名な先生方もたくさんいるという環境の中、中途半端な内容ではいけないというプレッシャーをやる気にして毎日奮起していました。
人生で一番がんばったんじゃないかというぐらい、調べに調べてスライドを完成させようやく発表の日を迎えることが出来ました。
このJSCOという勉強会では勉強熱心な歯医者の先生達が毎月二回、診療後に夜遅くまでより良い治療のために集まっています。もちろんこの勉強会以外の他にも勉強会があるため診療が終わってからが大忙しです。
今回の発表はジルコニアについての発表です。
ジルコニアは今後要注目のマテリアルです。
米国内で製作されたクラウン(被せ物)および固定性補綴物では2007年にメタルセラミックス(金属の上にセラッミクスを貼り付けたもの)が65,3%でオールセラミックス(すべて白いセラミックス)が23,9%だったものが、
2013年にはメタルセラミックスが16,9%でオールセラミックスが80,2%へと大躍進に貢献した審美性と強度を両立したマテリアルです。
ちなみに、日本でよくみる保険の銀歯(全部鋳造冠)は米国の2013年ではたったの2,2%だったそうです。
近い将来、日本でも白くてキレイで強度もあるジルコニアが増えてくるかもしれません。